再充電

 

 ワードプレスの不調故に一般的な商用ブログに乗せようかと考え、何とか独自ドメインは取得した。でもそこで集中力が切れたようだ。次にどの板に乗せるかと各種サイトを比較していたのだが、嫌になった。勿論、無料のものであれば直ぐに書ける。でもそれでは独自ドメインを購入した意味がない。何とか有料ブログを使おうと説明を読んだのだが、馬鹿の壁が邪魔をして頭に入らない。放電してしまった蓄電池のような気分である。数日かけて再充電し、再度分かり難い説明文を読むことにする。

 

 先週は果樹の更新で切られた梨の木を相手に、チェーンソーを振り回していた。軽トラで6往復か7往復した。そのまま乾燥に入るものと、薪割りが必要なものに分けて保管中である。いくぶん以上に疲れ気味である。

 

 チェーンソーといえば近頃電動のものが増えてきた。とはいえやはりエンジン式のものが使い勝手が良い。始めて就農したとき、どの機種を選んで良いか分からなかった。値段は色々、メーカーも色々、大きさも色々とあって迷っていたときに、師匠がこれにしろと言った機種がある。ゼノア エンジン式チェンソーG2501Tである。小型の機種でありながら価格はかなり高い。そんなに高い物を買うのかと一瞬躊躇したが、師匠の経験に基ずく助言には従わざるを得ない。それを買った。正解でした。使い勝手が良いだけでなく、非常にパワフルで、小型の機種とは云え直径50cmくらいまでの木なら切断できる。重宝しています。

 

 駆け出しの頃、チェーンソーで苦労しながら木を切っていた。実家が木樵という友人がいる。私の姿を見て、ソーチェーンが切れよらん。刃はいつ研いだ。こんな切れない刃では怪我をするぞ、と厳しい指摘を受けた。彼が言うには、刃は一日に3回研ぐものだという。朝研いで、昼研いで、3時に研ぐ。私はソーチェーンを買って2週間くらい使い、研ぐ技術がないので新しいソーチェーンを買い足していた。消耗品とにしては、余りにも高いと思っていたのである。とにかく、彼に研ぎ方を教えてもらった。それからの作業は非常に楽になった。恥ずかしいので周りには云っていないのだが、そういう訳で新品同様のソーチェーンが10本くらいある。これらをちゃんと研ぎながら使うとすれば、寿命の方が足りなくなるのは間違いない。これらのソーチェーン、現在はきちんと研磨してチェーンオイルに浸して保存しています。